沙巴体育_大发体育娱乐在线¥投注官网7年7月20日に開催された「四国昆虫研究会2025年度大会」において、沙巴体育_大发体育娱乐在线¥投注官网大学院連合農学研究科1年生の篠原颯杜さん(香川大学配属)が学生最優秀発表賞を受賞しました。
受賞タイトルと概要
「種子食性アリAcanthomyrmex concavusのカスト構造と行動特性」
Acanthomyrmex属は東南アジアに固有のイチジク種子食性アリで、女王の形態や社会構造に顕著な多様性が見られることで知られています。中でも無翅女王の形態は種間で著しく異なるものの、その進化的背景に関する生態学的知見は未だ限られています。
本研究では、生態がこれまで未報告であった Acanthomyrmex concavus を対象に、社会構造と各カスト(階級)の行動特性を初めて明らかにしました。さらに、他種の既存研究と統合することで、形態的多様性の進化的要因及びその意義について考察しています。
なお、本研究成果は2025年7月1日付で、昆虫研究の国際誌 Asian Myrmecology にオンライン公開されました。

<大学院連合農学研究科>